千葉大学馬術部とは…

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千葉大学馬術部は千葉県八街市に馬場を持つ、千葉大学公認団体です。馬を飼育・管理しながら日々馬術の修練に励んでいます。

1976年の創部以来、多くの千葉大学部生・大学院生が在籍し、監督をはじめOBOGの方々、コーチや支援者の皆様のご協力の下、連綿と受け継がれてきた伝統を持つ部活動です。
動物愛護の精神と馬術への情熱を胸に、一頭一頭に誠心誠意向き合って活動しています。

部費は月額3000円です。この他、運営費や飼料(餌)代のために、競馬場でのアルバイトや試合・大会のお手伝い、近隣の乗馬クラブでのお手伝いなどをしています。

また、学外に厩舎と馬場があるため、部員はシフトを組んで泊まりこみで馬たちの世話をしています。練習は主に早朝と夕方の二回ですが、学業との両立も考慮して、泊まりの日以外の練習は自由参加としています。

練習に関しては監督をはじめ、コーチの方々やOBOGの皆さんが、平日休日を問わず指導してくださいます。時には乗馬クラブのインストラクターやJRAの職員の方などから指導を頂くこともあります。

大学生活のなかで、人懐っこい犬や猫たちに囲まれながら、馬術という新しい世界に一緒に挑戦してみませんか?

興味をお持ちになられた方は、ぜひ一度馬場にいらしてください。ご連絡いただければ、体験乗馬等もご用意いたします。
部員一同、心よりお待ちしております。

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馬術とは

 

馬術は大まかにブリティッシュ馬術とウエスタン馬術に分類できます。特に学生馬術においてはそのほとんどがブリティッシュ馬術であり、運動の美しさや馬との緊密なコミュニケーションなどを追求していくスポーツです。

ブリティッシュ馬術の中でも代表的なのが、「障害飛越競技」「馬場馬術競技」「総合馬術競技」の三種です。

障害飛越競技とは、設置されている1~2メートル前後の障害物を決められた順番どおりに飛越していく競技のことで、スタートからゴールまでのタイムや、障害物の落下数などにより順位をつけます。
馬場馬術競技とは、長方形に仕切られた馬場の中で決められた演技内容(どの位置でどのような図形を描くか、など)を正確、且つ美しく演技する競技のことで、特にフィギュアスケートに例えられることが多いです。
総合馬術競技とは、全て同一の人と馬とで、上記の二競技に加えてクロスカントリーという野外走行を行う競技のことで、このクロスカントリーというのは、自然の起伏の中で、倒木や池などの障害物を越えていくものです。

いずれの競技においても、乗り手と馬との信頼関係が最も重要なことであり、この信頼関係を構築するためには普段の馬との接し方が大きく関係してきます。なぜなら、馬はボールやバットなどの道具ではなく、一つの意思を持った生き物であり、また、共に成長していくパートナーであるからです。

粗雑に扱えばこちらを全く信用しなくなりますし、逆に愛情をもって接すればきちんとこちらに向き合ってくれます。これらは決して簡単なことではありませんが、これこそが馬術の魅力の一つであると言っても過言ではないでしょう。

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